三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。絵本作家になって作品を作り続けることが目標です。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

空へのあこがれと夢

ブログ生活48日目

 

初めて「天空の城ラピュタ」を見た時の胸の高鳴りと衝撃は今でも忘れられない。

あの映画は私が生まれた1984年に公開されたものだから、小学生のころに見たのだとおもうが、それからずーっと今に至るまでラピュタは私の夢そのものである。

 ご存じの方も多いかと思うが、ジブリ作品は昔(今もあるのかな?)フィルムコミックというものが発売されていた。

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フィルムコミック

映画のフィルムをコミック版にしたもので、カラーだし、手軽に見れるし、ちょっと高かったような記憶があるがおこずかいで買った覚えがある。

その、フィルムコミックの一番最後のページに、当時発売されていたのであろうラピュタのジュースの広告が載せられていた。

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これがその広告。今や伝説の飲み物。飲みたかった。

子供の時、私はこの写真を見て「え?ラピュタって本当にあるの?!」と、ものすごくびっくりしたのを今も忘れない。

アニメの世界だと思っていたことが、実際の男の子と女の子があのハエみたいな飛行機に乗っている…

しかも「すごいぞ!ラピュタは本当にあったんだ!」と書かれたセリフ。

 

すごい!アニメの世界じゃないんだ!本当にあるんだ! 

「おかーさーん!!見て!これ!ラピュタって本当にあるんだってよ!」

と大興奮でこの写真をみせた。

 

それからの私は毎日雲を見上げたり、飛行機に乗ったらまるで目が窓に張り付いてしまったように必死にラピュタを探していた。

この頃から空想のラピュタをよく描いたりしていた。

 

結局今もラピュタは見つけられていないけど、一度飛行機の中から雲の城を見たことがあった。

真っ白な雲の平原に、突如現れたそれはまさに雲の城だった。

写真も何もとっていないけど、今も目をつぶれば思い出せる。

太陽光が反射して時々キラッと虹色に光る雲のお城は、私にとって紛れもなくラピュタだった。

 

私が絵に空や飛んでいるものや、お城を好んで描くのは、ここに原点があると思っている。

ラピュタは冒険であり、夢であり、いつかいけるところ。

きっとある…

きっとあるよね。

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