三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

なぜ絵が好きか考えてみた

ブログ生活67日目

 

絵が好き。

でもそれはなぜか、これまで考えたことがなかった。

今日、ふと「なぜ絵なんだろう?」と思ったので、今私が考える絵が好きな理由を今日は書いていきたいと思う。

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絵が好き。

それは・・・私はが好きだから。

色が好きなら別段絵でなくともいい気がするが、絵がいい理由がある。

 

まず1つ目に、誰一人として同じものにはならないところ。

例え既存の絵をマネしたたり、模写したとしてもまったく同じようにはならない。

必ずその人の解釈や絵筆の使い方、クセがでるものだ。

「絵は唯一無二、後にも先にもその時代に生まれたその人にしか描けないもの」

それがいい。

 

2つ目に、絵は写真では撮ることのできない幻想や空想、夢の世界を描ける。

映画や映像でもそれは可能なことだが、絵は動かない。

そこがいい。

映像は流れてゆく。

見たい側のペースは考えられていない。

たとえ見なくても勝手に進んで流れていってしまう。

しかし絵は違う。

絵はじっと動かない。

世界は無限に広がり、個々にいろいろなストーリーを作ることが出来、いつもそこにいてくれる。

映像が川なら、絵は山だ。

絵から得られる安心感、無限に広がる自分だけの世界へのいざない、寄り添ってくれているような優しさが絵にはある。

「絵は山のように存在し、見る人に寄り添ってくれる」

 

私は絵を好きな理由はこの2つじゃないかしら…と思った。

だからいいと思うんだ。絵は。