三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

ストレートネックからくる頭痛の対処法

 ブログ生活17日目

 

昨日長年の頭痛の原因が診断の結果「ストレートネック」にあった・・・という記事を書いた。

 

ストレートネックとは……

「本来首は緩やかな弧を描くように曲がっているが、長年の姿勢の悪さや疲労の蓄積で首周辺の筋肉が凝り固まり、首の骨が真っ直ぐになってしまう症状」

……だと先生は説明してくれた。

先生の説明を絵にしてみるとこんな感じである。

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正常な頚椎とストレートネック

 CTスキャンの後に撮った自分の首のレントゲン写真を見ると本当に杉のようにまっすぐだった。

 

「え?これ普通じゃないんですか??」

私は首の骨は真っ直ぐ伸びているものだと思っていた。

「通常はカーブしているものなんですよ」

と、先生は理科室にあったような首の骨の模型を使って丁寧に説明してくれた。

 ストレートネックは現代人にとても多いと言われている。

長時間のスマホやパソコンで、前かがみになることで姿勢が悪くなり、それによって首周辺の筋肉が凝り固まることも原因の一つだそうだ。

私が思い当たったのは、たぶん絵を描いたりするときに前かがみになったり下を向き続ける姿勢になっていたからかなと思った。

ともかくストレートネックは正常な首の形状ではないので、周辺筋肉が凝り固まり、血流も悪くなるので頭痛が引き起こされているという。

 先生の説明を受け終わると別の処置室へ移動させられ、まずは温かいマッサージ器を首にかけられた。首がじんわり温まりゆっくりほぐされていく気がした。それから理学療法士風の女の方がやってきて、これから教える体操をこのスケジュールで今後やってみてくださいと紙を渡された。

そこには・就寝時・朝食前・11時ごろ・昼食前・・・というように1日のタイムスケジュールが描かれており、確か1日計10回~12回体操を行うようにと書いてあった。

そして以下の絵が教えられた体操である。

 

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頭痛外来で療法士さんにレクチャーされた首こり解消体操

 

ポイントは①1周10秒かけてゆっくり回すこと②決して眼を閉じずに行うことの二つだと説明を受けた。

なぜ目を閉じてはいけないのか、後になって疑問に思ってしまい先生に聞くことを忘れてしまったため分からずじまいになっている。

しかしその体操を先生とやっている時も、私はつい何度も眼を閉じてしまい(首を回そうとすると無意識に目を閉じてしまう)、そのたびに「眼を閉じないでください」と注意されたので何か意味があると思う。(知っている方いたら教えてください)

 

以上の体操を1日10回~12回行うように指導された。

それと首を冷やさないように、冬はマフラーやタートルネックになっている衣類を着る、夏でも首にストール等をまいて首をなるべく露出しないように言われた。

首の冷えで血流が悪くなり→首がこり→それが頭痛の原因にもなるからだ。

 

それ以降、私はなるべく気が付いたら首こり体操をし、冬はマフラーやネックウォーマーをし、夏でもなるべくストールをまいたりして冷やさないようにした。

湯船につかる時は、湯に浸したタオルを首に巻いて温め、寝る時もネックウォーマーをして寝ている。

そして枕はストレートネック専用の枕に変えた。

 それ以降、そして今現在頭痛は明らかに解消されている。

もちろんそれでも痛い時はあるが、毎日痛かった時に比べるとかなり、いや格別に楽になっている。

スマホやパソコンで首が凝っている方も、ストレートネックの方も少しでも参考になればと思います。

 

今日のお話はこれまでにします。

今日も読んでいただきありがとうございます!

 

注意:今回書いた対処方法は、あくまで私の診断結果の元に教えていただいた対処方法であるので、全てのストレートネックや首こりに効果があるかは不明です。

場合によってはあまり首を動かさないほうがいいという症状の方もいるかもしれません。あくまでご参考程度にしてください。