三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

もし宝くじが当たったら

ブログ生活36日目

 

この世で私が最も楽しいと思うのは「想像」することである。

想像の世界は無限である。

想像の世界は自由で誰にも邪魔もされない。

 

私がよくする大好きな想像の一つに「もし宝くじ1等が当たったら」がある。

これはおそらく多くの方が一度はしたことがあるであろうポピュラーな想像の題材だ。

それもリアルに考えるところにこの題材の醍醐味があるし、他の人の場合の使い道を聞くのも実に面白い。

大抵の人は、家を買う、世界中に旅行に行く、別荘を買う、車を買うといったところだろう。

私の友人に、「まず、家のティッシュを全部保湿ティッシュにする」と言った面白い使い道の子もいた。

 

私がもし宝くじを手にしたら、あこがれだったハウステンボスにあるワッセナーを購入したい。

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これは子供の時からのあこがれだった。

ワッセナーをご存じない方は是非一度検索して見てほしい。

洋風作りの家の前には運河が広がり、その辺一帯は美しいヨーロッパの街並みのようになっている。

ハウステンボス内を散歩することもでき、こんなところで過ごせたらどんなに素敵だろうとずっと夢見ていた。

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一度ワッセナー内のマンションに宿泊したことがあるのだが、景色、風景、街並み、どれをとっても素晴らしく、子供心に胸が高鳴ったのを覚えている。

しかし、さすがに高級住宅物件だけあって、いまだに値が下がらないので、これはもう宝くじ頼みしかないと決めてきたことなのである。

 

あとは、アメリカのカリフォルニアのディズニーランドに5DAYパスポートで行って、じっくり大家本元のディズニーを堪能すること。

 

あとは、一度行きたかったドイツのクリスマスマーケットをめぐること。

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 あとは、イギリスにできたハリーポッタースタジオに行ってみること。

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 あとは老後まで今のような普通の生活をするだけのお金を貯金して、終わり。

 私のモットーは「決して生活を変えないこと」。

「いやいや、みんなそう思っててもいざ大金手にすると変わるんだよ」

と言われそうだが、やはり人間そうなってしまうのだろうか?

 

よく高額当選者は「破産」することが多いと聞いたことがある。

生活レベルを変えてしまい、じゃんじゃかお金を使って気が付いたら借金地獄とか。

そう考えると高額当選は怖いのである(まぁ、当たらないんだけどね)。

見知らぬ親せきが押し寄せるとか、宗教団体が寄付を募りにやってくるとか、ポストに知らない団体からの手紙が5000通届いたとかいう人の話も以前テレビでやっていた。

最高の幸運の後にはやはり最悪の不幸が待ち受けているものなのだろうか。

 

そうやって考えるとやはり想像して皮算用をしているだけが一番楽しいように思う。

何か高額で手の出せないものを見つけると、この皮算用ノートに書きこまれていくのである。

そうして想像だけで楽しんで満足して、宝くじは買わずに今年の年末もまた過ぎてゆくのである。