寝違えの地味な辛さ
ブログ生活65日目
一昨日、首を寝違えてしまった。
寝違えた話をすると、「なぁんだ、寝違えたのか」「あはは、動きおかしいよ」と、大抵こんな答えが返ってくる。
だって別に病気でもケガでもない。
割と誰もが日常的にたまにやってしまうことで、レベル的には「足がつった!」よりは少し上で、「捻挫」よりはだいぶ下くらいの位置づけだ。
そう、たかが寝違え。・・・されど寝違え。
地味に、かなり、ずっと痛いのだ。
この辛さは当事者にしかわからない本当に地味な痛みだ。
まず首が回らないし、手を伸ばすのもいちいち「痛っ!」となる。
寝違えてはじめて首が普段の生活においてどれほど多くの動作を担っているかを思い知らされる。
起きていても、寝ていても痛みがあるので、1日の疲労度が2倍は違う。
寝違えはまさに地味な痛みの代表選手なのだ。
タンスや机に足の小指をぶつけた時の痛みなども地味な痛みだが、あれは瞬間の痛みが強烈なだけで痛みはすぐに消える。
紙で指を切った時なども見た目と違って地味に痛い。
あとささくれを必要以上に剥いてしまった時、深爪をしてしまった時も地味に痛いが、その中でも寝違えはトップをいく。
病院に行くほどでもない、何日かすれば自然と治っていく。
・・・けれど激痛ではない地味な痛みが四六時中続くというのは、やはりしんどい。
そういう何とも言えない位置に存在するのが「寝違え」なのだ。
一時期はしょっちゅう、度々、頻繁に寝違えをしていたから、寝違えの原因は本などで調べていた。
寝違えを首が原因だと思っていたが、実は違う。
脇の下の神経の圧迫によって起きているそうなのだ。
横向きになって腕を下にして長時間同じ姿勢で寝ることで、わきの腋窩神経(えきかしんけい)が圧迫されるのだ。
腋窩神経は首を支える筋肉とつながっているので、血行不良でしびれた筋肉が首の痛みとなって表れるのだという。
分かっていてもたまにやってしまう寝違え。
すでに3日目だが、まだ痛い。
早くパッと振り返っていた日々に戻りたい…