三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

セミの声と寒い夏

ブログ生活84日目

 

セミが鳴き始めた。

関西はクマゼミといってシャーシャーシャーと鳴くセミが主流である。

セミも数匹なら季節の情緒を感じて風情があるのだが、耳元で喚き散らされるほどの大合唱にもなると風情もへったくれもないただの騒音である。

しかしそう感じる自分が「ああ、私って勝手だな…」とセミに申し訳なく思う。

勝手についでにもう一つ言うと、私の住んでいるところにはヒグラシがいない。

東京にいた頃は夏の終わりの夕方に、カナカナカナ…とそれはそれは何とも日本の夏らしい音を聞くことができたのだが、関西にはいないのだろうか?

ヒグラシの声が聞けたらなぁと思うのである。

 

しかし今年の夏は何とも夏らしくなく涼しい。

いや、寒いと言ってもいいのかもしれない。

実際ここ何日か私は「寒い」といって長袖のパーカーを着たくらいだ。

去年は5月くらいからクーラーを入れた日もあったのに、今年はまだ一度もクーラーのお世話にはなっていない。

これを冷夏というのだろうか?

農作物に影響があったり、冷夏をよく思っていない人もいるだろうが、私は正直うれしい。

クーラーが苦手ということもあるし、自然の風で乗り切れるのなら体にとってこんなに楽な夏はない。

このまま8月も35度以上になることなく、少し暑い日があっても、9月には秋の涼しい風が感じられたらいいなと思う。

今日はそんなことを思った朝でした。

気温差で風邪が流行っているみたいなので、皆さんも夏風邪を引かないように気を付けてくださいね!

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