三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

「もし明日地球が滅亡したら」を真剣に考えてみた

ブログ生活93日目

 

7月25日に小惑星が地球にあわや衝突するところだったという記事をご存じだろうか。

小惑星が地球とニアミス 25日 | 2019/7/29(月) 21:18 - Yahoo!ニュース

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 私はこの記事を昨日見たのだが、結果ぶつからなくてよかったという安堵と共に、もしぶつかっていたら・・・というリアルな恐怖を同時に感じた。

記事によると、天体を観測する団体も接近に気づいてなかったということだったので、本当にある日突然衝突・・・ということもありえるかもしれない。

映画「アルマゲドン」のように、突然ニュースやラジオで世界中に隕石接近の情報が流れるというようなことがありえるかもしれない。

可能性は0ではない。

実際に地球が誕生してから隕石は何度も地球に衝突を繰り返しているし、恐竜が絶滅したのも巨大隕石の衝突と言われている。

このようなことがある日突然あるかもしれない、そうなったとき自分はどうするだろう?と思ったのだ。

友達と「地球が明日滅亡したらどうする」というネタで気軽に話し合ったりすることはあった。

私はいつも「家族で過ごす」「普段通り過ごす」「ダイエットを気にしないでケーキやお菓子を食べる」といったことを答えていた。

「宝くじが当たったら何を買う?」という定番のネタと同じノリで、限りなく0に近いと分かっているから気楽に考えていた。  

しかし、リアルに危機が迫っているとしたら私は普段通り過ごして、お菓子を食べていられるだろうか・・・?

私はこの小惑星「2019OK」あわや衝突の記事を目にしてそんな思いがよぎり、真剣にそうなったときの状況を想像することにした。

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もし仮に、「明日、地球に絶滅規模の隕石がくることが分かりました。世界中の専門家、科学者などが結集し策を講じましたが、あまりに巨大なため手のうちようがなく、我々人類はついに終焉を迎えることになりました。みなさんさようなら。」といったニュースが流れたとしよう。

「えっ?・・・は・・・?え・・・何・・・?ドッキリ?エイプリルフール?」

私はあまりに非日常的な報道に混乱するだろう。

そして急いでチャンネルを全部変えてみる。

どのテレビ局でも速報の赤文字と、アナウンサーが明らかに動揺して緊張でのどがカラカラで上ずっている声と、ディレクターやスタッフの姿や声が気にされることなく映しだされる映像を見て、急に心臓が早鐘を打つだろう。

頭が真っ白になって、「まさか・・・ね」とそれでもにわかに信じがたい気持ちが多くを占める気がする。

だって今外はあふれんばかりのお日様と、どこまでも突き上げる入道雲でいっぱいで、アイスを買ってもらって喜んでいる子供、セミの声、汗だくで自転車をこいでいる若者・・・そんな日常の光景が広がっているだけで、まさかこれが明日すべて消えてなくなるなんて考えられない。

民放番組が砂嵐になって映らない局もある。

ツイッターを確認するとものすごい勢いで「隕石衝突」「地球滅亡」「人類滅亡」「終焉」という文字があふれている。

情報が確かなのか、それは明日のいつ来るのか、もう逃げようがないのか、いろんな疑問、不安、恐怖が押し寄せて、とてもじゃないけど普段通りに暮らすなんて無理である。

ケーキが食べたいとか、お菓子が食べたいとかそんな余裕は一ミリもない。

たぶん食事なんてのどを通らない。

明日死ぬかもしれないというときに、おいしいものをのんきに味わってなんかいられない。

たぶん私は緊張と恐怖と不安に怯えながら、家の中をうろうろして外の様子を見たり、間違いであってほしいと願いながらネットで記事を検索ばかりしている気がする。

どうやって死ぬんだろう、痛いのかな・・・ばかり考えて一睡もできないと思う。

本当に情けないのだが、そのまま恐怖と不安におびえながら何もできず、何も食べられず終わってしまうのだと思う。

 

リアルに考えたらこれが私の「明日もし地球が絶滅したら」の答えだ。

「何もできない」「恐怖と不安におびえている」なのだ。

普段通りに過ごす、おいしいものを食べる!というのは私の想像シュミレーションの中では不可能だ。

ただ家にはいたい。

もし「なるべく地下に逃げてください!」という情報が流れても、そもそも地下なんて近くにないし(あってもスーパーのB1Fくらい)、少しの地下をめぐって人々が殺到して、混乱して言い合いや押し合いになるであろう場所には行きたくない。

おびえながらも家に家族といることだけは間違いないと思う。

「落ち着くために」とお酒は飲むかもしれない。

「考えたって仕方がないね」「大丈夫、たぶん一瞬だよ」「みんな一緒なら・・・」と励ましあっているかもしれない。

 

考えただけでも怖いことだが、この小惑星2019OKの記事のおかげで、脳内訓練ができたのだけは確かだ。

何も予測してないことが突然起こるのと、頭の中で少しでも考えたことがあることが起こるのとではショックの大きさがだいぶ違う気がする。

枕くらいのクッションは作れたかな・・・と思う。

よかったら皆さんも「リアル明日地球が滅亡したら」を考えてみてください。

そして自分ならこうするよ!って教えていただけると嬉しいです☆

本日も読んでいただきありがとうございました!