死ぬかと思った昨日の話
ブログ生活115日目
本日ポストカードの印刷がすべて完成し、あとは梱包してイココチカフェさんにお渡しするだけとなった。
とりあえずホッと一安心といった心境である。
今日はそんなわけでポストカードも完成して、アートメーター用のクリスマスの絵を描き始めて元気に過ごせたのだが、実は昨日は死ぬかもと思った出来事が起きた。
それは昨日の午前中の出来事・・・
例によって朝から印刷をしていたのだが、昨日は朝からなんとなく頭が痛かった。
しかし私は低気圧やら首こりやら人混みやらで頭痛は日常茶飯事なので、「ああ、今日は頭痛だな」といった具合で別段気にも留めていなかった。
それがお昼近くになるとだんだん強くなり、「ああ、今日のは少しひどいな」なんて思っていた。
肩や首からつっぱったような頭痛で、それがだんだん左目の奥まで痛み出して、「あ、これは少し横になっていよう」としているうちに今度は吐き気まで感じてきた。
私は頭痛持ちだが、頭痛で吐き気を感じることはめったになかった。
だからこそ急に怖くなってきた。
「死んだらどうしよう!死ぬかもしれない!」
その時の私は本気でそう思っていた。
そう思い込んだら早いか、急に寒気を感じ、「死ぬかも」「怖い」とガタガタ震えながら布団で丸くなってしまった。
昔から私は怖がりの心配性という性質のせいで人一倍大げさなのだ。
中学生の時も心臓の鼓動が早いんじゃないかと気になって心配するあまり、本当に心拍数が早くなって、これは絶対に心臓病だと思いこみ、本気で死を覚悟したことがある。
毎日真っ青な顔で学校に行き、友達にも言えなくて、暗い日々を送っていた。
親友だけには「私死ぬかもしれない・・・」と伝え、半べそで「さよなら!」と別れを告げ、家に帰ってベッドの上で両手を組み合わせてその時を待っていた。
緊張と恐怖でガタガタ震えながら何時間もそうしていると、母親が帰ってきて「なにしてるの?」と聞かれたので「心臓病かもしれない…」というと馬鹿みたいに笑われた。
私は信じてもらえない悲しさで半泣きで「だってこんなに動悸がするんだよ!」と訴えると、母に「心臓病は一生懸命働いた過労の人とかがなるもんだよ!あんたみたいに何もしてない人がなったりするもんかい!」と怒られてしまった。
「え?そうなの?」と私は心臓病の真実に大変驚き、「なんだ、じゃあ私のは違うんだ」と安堵したとたん動悸がスッとなくなり、3日間の思い込み心臓病はあっさりと消えてなくなってしまった。
母の言った心臓病の定義は今考えると極端なのだが、13歳の私を納得させるには十分だった。
そのくらい私は大げさで、思い込みが激しくて、心配性でマヌケなのだ。
この話を知ってさっきの頭痛の話を聞くと、三つ子の魂百までということわざが本当だということを立証できるのではないだろうか。
昨日の私はまさに13歳の時の状況と同じだった。
急に頭痛が強くなった、そして吐き気もある!
死の恐怖に震えた私は例によってまた思い込みの激しさからガタガタと震えだし、布団に潜り込んで、スマホで「頭痛 吐き気」とか「突然の頭痛」などを検索した。
「くも膜下出血かもしれない」「脳卒中の前兆だったらどうしよう!」とあわくっていた。
そうこうしているうちにいつの間にか少し寝てしまい、起きた時には頭痛も吐き気も嘘のようになくなっていた。
結局何だったかというと、私は数年前に同じような状況で頭痛外来を受信しCTスキャンだか、MRIだかをとったことがあるのだが、その診断結果が「ストレートネック」だったことを思い出した。
ストレートネックのブログを以前書いたことがあるので説明は割愛させていただくが、とにかくそのせいで私は非常に首が凝りやすいたちなのだ。
先生から「夏でもスカーフをまいて首を冷やさないようにして、1日12回首こり体操をやって血流をよくしててください」と言われていた。
いつのまにかそんなことを忘れて作品作りに没頭するあまり、首が凝り固まりすぎて今回の頭痛を引き起こしたというわけである。
頭痛のおかげで首のコリに気が付き(首が回らなかった)、「ごめんよくび…」という心境で、早速首こり体操の再開と、血流をよくするように温めたら頭痛はスッとなくなってくれた。
体の痛みはつらいけれどありがたい機能である。
「つらいよー!」「なおしてくれよー!」ってことを痛みとして訴えてくれるおかげで大事に至るのを防ぐことができるのだから。
そんなわけで死ぬかと思った昨日、元気に過ごしている今日のお話でした!
本日も読んでいただきありがとうございました!
素敵な週末をお過ごしください。