三日月レモンのちょこっとエッセイ

絵や絵本を描いて暮らしています。日々の思い、感じたこと、体験したこと、過去のこと、そんな何気ないことを書き綴っていきます。

情報公開解禁日

ブログ生活135日目

 

※本日のブログは昨日書かせていただいた「ご報告」を先に読んでいただけると内容が理解しやすいかと思います。

 

本日、いよいよ昨年より取り組んできましたお仕事の情報公開の解禁の許可をいただきましたので、そのご報告をさせていただきます。

約半年にわたり「公開します」→「すみませんまだダメでした」ということを繰り返して、もしも少しでも楽しみにしていた方や、なんだろう?と気になった方がいらっしゃったら、お待たせしてしまったことを心よりお詫びいたします。

 

そのお仕事と言うのは去年の6月頃のことです。

私のもとに1通のメールが届きました。

聞いたことのない会社名からでした。

ここ1~2年前から「絵を出してみませんか?」「個展を開きませんか?」「海外に出展しませんか?」という内容のメールをいただくようになってきた矢先のことでした。

しかしそういったメールの中には、内容があいまいだったり、金銭的な話を一切してこないところだったり、私は「うまい話には何か裏があるんじゃないか」という気がしてよくよく調べたり、連絡をしてみてその内容や、返信の頻度、文面で慎重に判断するようにしていました。

この業界、しかもフリーランスの立場というものは後ろ盾がないので、どんな目に合おうとすべては自己責任になってしまいますので、石橋を叩いて渡る心境なのです。

よくイラストの先生方からも「これまでやった仕事の半分くらいは、未払いだったり、前金だけで、納品後に連絡が付かなくなった」といった話を散々聞いてきているので、

去年の6月にもらったメールも初めはそんな慎重な気持ちで読みました。

しかしその内容は今までにないほど誠実で、毎年出展させていただいているイココチカフェさんでのポストカード展で私の絵を気に入った旨、また連絡先はイココチカフェさんから教えていただきましたという経緯が書かれており、だんだんといつものような警戒心がなくなるのを感じました。

また、イココチカフェさんからも「連絡先をお教えいたしました。素敵なご縁につながると良いですね」と連絡をいただき、余計に安堵感を覚えました。

そしてイココチカフェさんからのメールには「有名な方だったのですね。お店に来ていただいたのに気が付きませんでした」と書かれてありました。

 

そのメールの主様と言うのは、脚本家・作家としてご活躍されている「旺季志ずか」さんの事務局の方からで、お仕事の内容と言うのは、旺季志ずかさんの著書である「虹の翼のミライ」と「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」のイメージ画を描いてほしい、そしてそれをノートにして販売したいというものでした。

何度か連絡を取り交わし、私は喜んで描かせていただくと返事をし、失礼ながら私はどちらの著書も読んだことがなかったので、送っていただいた2冊の書籍を読み、湧いてくるイメージを早速絵に描きました。

ラフ画を見てもらい、選んで頂き、約2カ月ほどでご要望の3点の作品を仕上げさせていただき、その最中も何度も調整や報告等で頻繁な連絡を取らせていただき、昨年の9月中旬ごろにようやく原画作品の納品と、ノート制作用のデーターファイルを納品させていただきました。

 

それからしばらくして、制作していただいたノート3冊と旺季志ずかさんの直筆のお手紙が同封されたものが自宅に届き、気に入っていただけた内容のお手紙にホッと一安心しました。

制作していただいたノートは本日2月11日よりマルシェ限定販売とのことで、一般発売ではないのですが、いずれWEB販売になった時にはご連絡してくれるとのことなので、その時はまたブログでもご報告させていただきたいと思います。

ノートの画像と絵の画像の公開についても、現在掲載してよいか確認中ですので、小出しにするようで申し訳ないのですが、許可をいただき次第、画像も掲載していきます。

 

旺季さんの著書を両方読ませていただき、そんな有名でテレビにも出ているような方に対していう言葉ではないと重々分かっているのですが、著書の内容や文面から、感覚や感じ方、ものの見方なんかが共感できる部分やスッと心に入る部分があり、本当に、本当に失礼なのですが、私と似ているなと感じました。(本当に偉そうにすみません!!)

なので、絵のイメージが溶け込むように流れ込んできて、構図に苦しむことなくスッと描かせていただいた絵になりました。

「虹の翼のミライ」も「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」どちらも本当に勇気の出る、私も生きてていいのかも!私でもできるのかも!と自信と希望を与えてくれる素晴らしい本です!

この度お仕事をさせていただいたからひいき目で言っているのではなく、人と違うことで悩んでいる方や、自信が持てない方、孤独を感じている方、自分って変って思っている方には特におすすめしたい本です。

気になった方は是非一度読んでみてください!一気に読めます。

 

以上の内容がご報告になります。

画像の公開は旺季さんの事務局のご許可を経てから、可能な場合は後日掲載させていただきます!

本日も読んでいただきありがとうございました!

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