絵本のストーリー
ブログ生活81日目
絵本のストーリーを構成していて、ふと行き詰る。
この限られたページ数の中で話を盛り込むこと、完結させること、起承転結を付けるこというのが本当に難しい。
難しいと行き詰るというのは(好きなことに関しては)実に楽しいことなのだが、今日は改めて話を作る難しさを感じた。
雰囲気を重視すると言葉がきざになり、主人公に感情移入すると完結しなくなり、きれいにハッピーエンドにしたいのはやまやまだが、この短いページ数ではどうも話が浅くなりがちで、かといって起承転結ばかりに目を向けると心が伴わないので意図するものと違うものになってしまう。
私は今回の絵本には今までとは違ったものを作ってみようと思っている。
今まではナンセンス絵本や、ちょっと変だね、おかしいね、へんてこだね・・・みたいなものを描いてきたが、今回はとにかく「心」を描きたいと思っている。
思っていることがうまく言えないとき、思いはあるのに言葉にどうしても出てこないとき、うまく言葉に表せない、そんな気持ちを描きたいのだ。
モヤモヤした心、感情のわからない心。
絵本的なお話にこだわらなくていいかと思った。
絵本だからこうしなきゃ、こういう話にしなきゃと固定概念に縛られていた自分がいた。
だけど今回なぜだかこのテーマがふと頭に浮かんで、自分の好きな雰囲気の絵で、自分が表現したいことを描いてみようと思った。
どうなるかはわからないけれど、とりあえずやってみる。
全力でやるだけ。
また明日ストーリーを掘り下げてみよう。
納得いくまで考えよう。